うつと生きていく死にたがりだったもの

感情に変化があった時に書いてます

某日、11時、列車にて。

久しぶりに遠出した時に電車の中で浸りながら書いた文章なので、

ポエムチックになっており少し恥ずかしいですが、ここに公開して供養とします。

あー、恥ずかしい恥ずかしい。

 

 

 

列車が動き始めた。久しぶりの遠出。はじめての一人旅。

あえて音楽を聞かないで揺られている。

車の免許を取るまではよく利用していたJR。

取ってからはめっきり乗ることも無くなった。

 

自分で操縦しない乗り物に乗るのも久しぶりで楽しい。

2年以上会えてない親友に会えるのも嬉しい。

家族から離れて一人の時間があるのが心地いい。

切符を手配してくれた窓口の職員さんの対応が優しくて安心。

 

今のところいい事しかないこの旅が最後までハッビーな気持ちで締められますように。

 

私のことを誰も知らない土地に行く。

人の目線がどうしても気になってしまい、知り合いに合わないよう逃げるように生活してる毎日が苦しかった。

3泊4日の間はそれがなくなる。自由だ。

 

旅行に行く時によく衣類などを現地調達するけど、今回は全て揃っている。

あれがない、これを買わないとという不安材料が一切ない安心な旅。

落ち着いて1人で旅行ができるようになったな。成長したな。

もしかしたら何か忘れ物があるかもしれないけど、それはもう「なんとかなる」精神でなんとかする。

 

貰い物の小さめのキャリーケースとリュック。

キャリーケースの中は服と化粧品とお土産。

リュックの中はiPadとバッテリーと小さいポーチと頓服薬と常備薬。

こんなにシンプルな持ち物で旅行することはなかった。いつもなら持っているカメラさえ持っていない。

なぜなら今回の旅行は写真を撮ることが目的ではないからだ。

会いたい人に逢いに行くのが目的。

会えたらそれでいい。なにか特別なことをするわけでもなく、あの頃みたいに遊ぶだけ。

そのために今から8時間電車に揺られるのだ。

時間もお金もかかるけどそれだけの価値があの子にはあるのだ。

 

1年半ほど前に住んでいた街まで列車が進んだ。

ここで暮らしてた記憶はまだ色濃く残っている。

私は記憶力が乏しいことを自覚している。

大事な人との思い出も、発言も、行った場所もどんどん忘れていく。

相手のことが大事じゃないわけではない。むしろ大切ではない相手など顔も名前も覚えてない。

できることなら全て覚えていたい。私の脳みそでは出来ないらしい。

 

今日から始まる旅の記憶も長持ちはしないだろう。

それでも会いに行く。

 

 

ここからは追記です。

記憶力が乏しくて良かったなと思う出来事もありました。

日を追うごとに薄れていく思い出の数々、楽しかったという気持ちだけはそのままに。

具体的なことはもう忘れてしまおうと思えば忘れられる、案外都合のいい頭なのかもしれません。 

 

ちなみに近々また親友に会いに行く予定があります。

楽しみ。傷病手当も入ったのでお金の心配もないし。

酒飲んでアニメ見て推しについて語ってカラオケして。

大学時代と同じような休日を過ごすだけ。

めちゃくちゃ楽しみです。

体調崩さないように気をつけようっと。