夜が来ると死にたくなってしまう君へ
今日から新しいシリーズを書き始めます。
シリーズ名は
"死にたがり"の君へ
この"死にたがり"というのは、私自身のことです。
うつ病になる前から、ぼんやりと「老いる前に早めに死にたいなぁ」と思ったり、
「私なんかに生きる意味があるのだろうか」と考えたりしていて、
うつ病になってからは、気分が落ち込む度に死にたくなります。
このシリーズでは、死にたくなった時の私に向けて手紙を書くような気持ちでブログを書きます。
なぜこのシリーズを始めるか?「なんとなく書きたくなったから」です。
とってつけたような理由は、
自分で読み返したくなるブログを書いてみようかなと思い立ったから。
夜が来ると死にたくなってしまう君へ
おはよう。こんばんは、かもね。今こっちは朝の10時。
土曜日で父も母も動物たちも家でまったりしているよ。
私はなんだか気分が良かったから、自分のためだけに豆から挽いた濃いめのコーヒーに、
沸騰させたミルクと角砂糖1つを混ぜたカフェオレを作ったんだ。
きめ細かい泡を作って優しく隅々まで洗顔して肌もツルツルだし、この記事を書き終わったら自分の部屋の掃除機もかけようと思っているんだ。すごく調子がいい。
そんな私も、一昨日の夜は死にたくなっていた。
その日は新しい抗うつ剤を飲み始めて数日後で、その薬を飲むと寝る前に手足がソワソワ落ち着かなくなったり、頭も冴えて全然眠れなくなったりしたんだ。
25時なのに眠れない。Webデザインの勉強で頭使ったし、久しぶりにリングフィットで体も動かしたから早く眠りたいのに。
「眠りたい」「眠らなきゃ」と考えれば考えるほど人は眠れなくなると思う。
その悪循環に私もまんまと嵌ってしまった。
音の無い真っ暗な空間に一人ぼっちにされると、ろくでもないことを考えてしまう。
真夜中みたいに暗い暗い思考回路はやがて「死にたい」にたどり着いてしまう。
マイナス思考になるな。もっと明るいことを考えろ!と言われてもできない。
完全にネガティブモードになってしまっているから、しょうがないよね。
そんな時は、環境から変えてみよう。
真っ暗で無音な部屋だと冴え渡ったネガティブ思考回路が巡ってしまうなら、注意を他に逸らすんだ。
その日は泣きながらiPadでYouTubeアプリを開いて、お気に入りのゲーム実況者さんのラジオ動画を聴いたよ。
人の声がするだけで安心するよね。隣の父親の寝室から聞こえてくるモンスター級のいびきは別として。あれは”声”じゃない。”鳴き声”。
他愛もない話やパーティーゲームで遊んでいる楽しそうな声を聞いていると、だんだんこっちの心まで明るくなってくる。
他人の感情を必要以上に汲み取って共感してしまうHSPの性質も、うまく活かせば自分の感情もコントロールすることができる。
もちろんそんな気分になれない時もあると思う。色々試してみて欲しい。
うまくいったらまた記事にして教えて。今度私も試してみたいから。
落ち込みすぎないのが一番良いんだけど、難しいからね。
さて、私は無理のない程度に身体を動かして1日を生きるね。
p.s.
締め方難しいな。